Shadows Rising

はじめにアマゾン風の総評を。内容に関して、もし”World of Warcraft” (15年続くMMORPG, 以下WoWと略す) のファンであり、現行の拡張を遊んでいるなら3/5。好きならどうぞと言う程度。条件に当てはまらないなら1/5。辞書を読んだ方が楽しめるかもしれない。英語自体は固有名詞を除けば分かりやすい。僕はオーディブル版を聴いたので、そちらの朗読は2/5。

このサイトを見る人がこのタイトルを手にすることはないと思うが、何点か注意を込めてコメントしておく。一点めはこのお話がゲーム内で展開される出来事に基づいていること。現行のWoWを遊んでいる人でないと解らないことが色々と出てくる。本書の位置付けは今年秋に予定される新拡張”Shadowland”への橋渡しである。Trollのloaの一つであるBwonsamdiを暗殺しようとSylvanasが暗躍し、Queen Talanjiが阻止する。より詳しく書いたとしても、人類の99.9%(日本人なら99.999%)には意味のない文章になると思うのでやめておく。

二点目は娯楽小説としてのレベルが低いこと。ゲーム内で見知った登場人物の動向を窺い知ると言う点に限ってのみ興味深い。同じくゲームに基づいた小説でも”The Dark Elf Trilogy” (僕が読んだのは最初の三冊だけだが) の方が小説として余程出来がいい。 三点目はオーディブルの朗読に関して。過度に声音を変えて人物や感情を演じるのは朗読という媒体には向かない気がする。多分、比較的長時間に渡って声のみに意識を集中する必要があるからだろう。朗読上の不快な声(の演技)は映画で聴く不快な声と比較にならないくらい我慢ならない。僕はiphoneの音量を2段くらい下げざるをえなかった。

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