とあるおっさんのVRMMO活動記
一巻を読んだだけだけれど、ちょっと好みだったので。ファンタジー世界で生活するという古いタイプのMMO(作中では最新作で、多分少しだけ未来という設定)を遊ぶおっさんのお話で、最新機材を用いて世界に没入するという、映画『レディ・プレイヤー1』(原作の日本語訳タイトルだと『ゲームウォーズ』)の同類と思えば良い。ある意味僕が最近ハマっている異世界転生ものマンガの一種である。MMOは2004年にサービス開始のウォークラフト(wow)以降、そのコピー作品ばかりになって衰退しつつあるゲームジャンルだと聞いているが、それ以前に流行ったらしい生活型ゲーム(冒険もできて、職人や商人としても遊べる)を望む声が若い人の間で少なからず有るんだなあと思った次第であった。本作の続きと原作の方は多分読まないと思う。
そのwowでは公式で少し前から、高度に訓練されたチームによる超高難易度ダンジョンのタイムアタック競技が週末ごとにライブ配信されていて、これがなかなか楽しい。スーパープレイは言うまでもなく、ミスや地力の差を挽回するための無茶を重ねて収拾がつかなくなっていく様は見ものである。