一八〇秒の熱量

話題作。書きたい事は大して無いが、面白かったので少しだけ紹介。B級ボクサーが9ヶ月後に迫る年齢による強制引退を回避するために日本チャンピオンを目指す、というドキュメンタリー。残された時間と年齢から考えて、プロボクシング事情に無知な僕でも無理だろうと思わずにはいられない挑戦である。先ずA級に上がり、次に日本ランカーに勝ってチャンピオンへの挑戦権を手に入れ、そしてチャンピオンに勝たなければならない。挑戦するのは才能溢れる若者ではなく、ボクシングを30過ぎから始めたとは言え当時はB級で燻っていた36歳である。ボクシングで年齢制限が設定されているのは、それだけ体力の減衰が重く影響し、危険を伴うスポーツだからである。

このボクサーの動画を見つける事はできなかったが、内容を信頼すればパンチ力や華麗なステップはなく、ただ愚直に前に出ることしかできない。初めのうちこそ彼に興味が持てなかったのだが、話が進むにつれて面白くなっていった。結末は書かない。

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