豊臣秀長 ある補佐役の生涯 上巻

或る不確かな情報筋によると、再びベアフット・シューズ(またはゼロドロップ・シューズ)が流行ってきていると言う。厚底はクッションが効きすぎる為に足裏の疲労感が軽減され、ついついランニング速度を上げ過ぎ勝ちになる結果、脚腰の怪我が増えるということらしい。ソールがペラペラの運動靴を愛用する身にとっては嬉しいかぎりである。
表題書は半年程前に購入し、冒頭部分だけを読んでほったらかして置いたもの。寝床の気軽な読書に丁度良いものが無かったので再び手に取って読み始めてみると、これがなかなか楽しい。通常の時代小説で専ら脇役として描かれる秀吉の弟、秀長に焦点を当てた小説で、饒舌になり過ぎない淡々とした書きっぷりが好みである。読んだのは下巻の冒頭部、秀吉が旧浅井家の領地を拝領し、ついに大名へ成り上がったところまで。ただ、今晩からは又中断しなければならない。
と言うのも、『SFが読みたい! 2025年版』が出て、その中のタイトルを先に読みたいからである。ランクインした本の中で読みたいのは、国内版からは『コード・ブッダ』、海外版からは『精霊を統べる者』と『無限病院』。国内版一位の『一億年のテレスコープ』も初めの三分の一程度を読んで放置したままなので、その内に読んで終いたい。先ずは『精霊を統べる者』から。英語からの翻訳物は原著をAudible(有れば)で済ますのが楽なのだけど、これに関しては朗読者の声と読み方が僕の好みから外れるので、どうしても本で読まねばならない。つい先日発売した『バベル』も思わず上巻だけ購入したのだが、こちらは去年の何時頃だったか、Audibleで入手だけはしたものを改めて聴いてみたところ、かなり聴きやすい朗読であるため、Audible版でも良いかと考えている。

『精霊を統べる者』と同時に、前からかなり気になっていた『ブック・ウォーズ』も読むことにする。朝の小一時間程度で読んでいた『世界は存在しない』が丁度読み終わったところで、その時間枠に読むものとしては軽めの内容ではあるが、読める時間が他に無いので仕方ない。こういう類の本は割とAudibleに入っていたりするのだが、本書に限っては残念ながら見つけられなかった。