今年読みたい本

三が日は本は殆ど読まずにアニメの一気見をした。何が関連したのかもう覚えていないけど、youtubeのお勧めに『推しの子』のアニメOPが挙がって来て、聴いてみたのが切っ掛けだった。23年にえらく流行ったらしいので今更だけど。5億を超える視聴回数に先ず驚き、曲の良さに再度驚く。そしてアニメ第一話が一時間半近くもあることに驚いた。マンガの方は途中まで読んでいるので本編は飛ばし飛ばしの視聴になったが、良く出来ているなあと感心する。EDテーマへの入り方もカッコ良く、そこだけは飛ばさなかった。その流れで観た『薬屋のひとりごと』(だったかな?)は話自体が面白くてこちらの方が好き。中国の後宮を舞台に、特定の時代設定はしていないそうだが、衣装などは主に唐代のもので、所々に宋・明時代の風習も見られると聞いた(youtubeのどこかのチャンネルで)。続いてこれも何処かで耳にした事のある『ブルーロック』に進んだのだが、これは僕には合わなかった。

さて、今年中に読んでおきたい本。去年(2024年)中に読んでおきたい本として挙げたリストの中で、結局読んだのは『スーフィズムと老荘思想』のみだった。積み残しはあるものの、今現在読んでおきたい本として、先ずは、

  • 『考えるという感覚/思考の意味』

を挙げる。もし面白ければ、著作を遡って『なぜ世界は存在しないのか』と『「私」は脳ではない』へと進みたい。続いて、

  • 『精神の生態学』
  • 『耳のなかの魚: 翻訳=通訳をめぐる驚くべき冒険』

上は学生時代にハードカバー版を購入したものを、未だ処分せずに置いてあるのだが、実際読むとなれば持ち運びしやすい岩波文庫版の方。下は去年からの積み残しの中で、最も読んでおきたい本である。作年末には、今年が何らかのメモリアルイヤーだと聞いた『赤毛のアン』シリーズも気になっていたのだけど、第三巻までAudibleで聴いてもう満足してしまった。


語学趣味では、

  • ドイツ語の何か(手に入る、読みやすそうなもの)

今読んでいる対訳版の『変身』と、同時に購入した同シリーズの『みずうみ』(シュトルム)が終わって、まだドイツ語気分が続いていたらの話。

  • 『ギリシャ語四週間』

これは年始から読み始めた。2日から営業していたミスタードーナッツと、週末はいつも行く喫茶店で1、2時間ほど粘って『変身』と一緒に読んでいたのだが、まだ第一週目にして、1日分(章立てのこと)を1日で終えることが困難になってきた。ラテン語で挑戦したい読み物もあるし、これを続けられるかどうかは分からない。