コーンスネーク完全飼育

8月末日にまた蛇を一匹買った。ブラック・ラットスネークのリューシスティック(白化変異、ホワイトタイガーがこの変異)という品種で、以前から気になていた白蛇である。これのノーマル柄は一転ほとんど黒で、アメリカ東部では最もありふれた種類だそうな。白蛇の代名詞であるテキサス・ラットスネーク(のリューシスティック)はこれと亜種の間柄であり、検索してみると分かるが驚くほど白い。ブラックの方はややアイボリーに近い色になるらしい。テキサスは以前に何度か店頭で見かけてはいたのだが、気性が荒いのと、ポップアイ(目がギョロっと飛び出る奇形、健康上は問題ないらしいが単に見た目が悪い)気味な個体ばかりなので見送っていた。値段も結構高いし。

半年ぶりにちゃんとした爬虫類専門店にフラっと立ち寄って色々眺めていたら、前から気になっていた奴のシュッとした横顔が目に入り、考える間もなく手が出てしまったという次第であった。当分の間は新規購入しないように専門店から遠ざかっていたのに、行った途端にコレである。でも、今回買った蛇には大変満足している。どうも目が良いらしく好奇心が強いようで見飽きないし、まだ幼いからかどうなのか、手を怖がらない。おまけにテキサスの相場から想像していたよりずっと安かった。購入欲に再び火が付いてしまった。

火を鎮めるために夜な夜な枕元で眺めているのが表題書。本書は結構前にも一度紹介したかもしれない。飼育書と書いているが、実態はモルフ図鑑に近く、様々な品種とその特徴が載せられていて見飽きない。どうしても気になる品種が幾つかいて、それらはこれまで店頭で見たことはない(或はマジマジと注意深く眺めたことがない)のだが、もしパッとした個体を見つけることがあったなら、困った事にまた手を出してしまいそうである。

元々カメ好きから高じた爬虫類熱ではあるが、カメは飼育の優先順位が随分と後退した。これはカメへの愛好度が下がったのではなく、これまで殆ど気に留めていなかったヘビが急上昇しただけ。カメはヌマガメも、子供の頃あれ程憧れたリクガメも恐らく飼育することはないだろうと思っている。最大の障害は飼育スペースと世話にかかる手間で、水棲のカメでもヘビと比べると結構大変なのだ。リクガメの場合は寿命の点でもそろそろ無理かも知れない。

カメと同様に飼育環境と手間の面で僕には飼育できなそうなのがカメレオン。すごく好きなトカゲなんだけどなあ。You tubeで僕がよく観ているClint氏も、世話にかかる手間を考えると飼育できないと言っていた。毎日規則正しく生活できて、出張や旅行などで家を空けることがない人なら十分視野に入りそうではある。種によっては温度設定にもちょっと気を遣う。ある人気代表種は爬虫類にしては割と低温を好み、昼夜の温度差を付ける必要があるそうなのだ。見た目から想像するより遥かに活動範囲が広く、室内に放し飼いする人もいるという。僕が最も好きなのはアフリカ南西部、ナミブ砂漠の地表に住むというナマクアカメレオンで、確かナショナルジオグラフィックの特集動画で観た記憶がある。ペットとしての流通は殆ど無い。上に載せた本は日本語では珍しくカメレオン専門の飼育書で、この種族が気になる人にはお勧め。日本語で他に無いので。